大学生で婚活?学生が恋活ではなく婚活する理由とは

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経済格差が広がり、将来への不安が大きな現代。大学生が恋活を飛び越えて、いきなり婚活を始めることは珍しくなくなってきました。学業や部活、バイトに忙しいはずの学生生活の中で、なぜ結婚を意識するのでしょうか。
また、学生で婚活する男性・女性には、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。今回は、大学生の婚活事情について、理由・男女差・メリットとデメリット・具体的な始め方まで詳しくみていきます。
学生が恋活ではなく婚活する理由
経済的な自立もままならない学生であるにもかかわらず、婚活を始める人が増えているといわれます。
その真偽を確かめるため、SNSで婚活経験がある人に「適切だと思う結婚年齢(婚活適齢期)」を聞いたところ、次のような傾向がみられました(有効な109件の回答をもとに集計)。
年齢層 | 回答の傾向 |
|---|---|
20歳前後 | 一定数の支持。早めに経済的な安定を得たいという声が目立つ |
25歳~29歳 | 最も多い回答層。社会人としての基盤が整う時期という理由が多数 |
30歳以降 | 少数派。キャリアを優先したいという声も一部あり |
「25歳~29歳」が多いことは明白ですが、意外にも、20歳前後にも一定の票が集まる結果となりました。この理由は一体何なのでしょうか。ここから考察していきます。
将来への不安
将来への漠然とした不安を持つ学生は少なくありません。だからこそ、早く結婚して、早く経済的な安定を手にしようとすることがあるようです。しかし、なぜそんなに不安なのでしょうか。
- 好景気を知らない世代であること。不景気の時代を生きてきたため物事を悲観的に捉えがちで、「冒険するよりは無難に生きたい」という空気感を持つ学生も少なくない
- 「老後2,000万円問題」など、将来の生活資金に関する不安を煽る報道が多いこと。人生100年時代といわれる今、学生のうちから少子高齢社会をどう生きるか考えざるを得ない状況がある
- 1人よりも2人の方が生活のリスクを分散できるという、現実的な損得勘定
こうした背景から、早めの結婚を選択する学生が出てくるのでしょう。わかりやすいところでいえば、モテる若いうちに経済的に安定した相手と出会おうと、ある意味で合理的に考えるケースもあります。
そうでなくても、1人で抱えるより2人で協力して生きていく方がリスクが小さくなるというのは、感覚として理解しやすい部分です。このように、生きやすくするための手段として、結婚を早いうちから意識する学生が増えているようです。
18歳以上なら大学生でも結婚できる
かつて未成年の結婚には親の許可が必要で、女性は16歳、男性は18歳から婚姻できるという規定でした。
しかし2022年4月の民法改正(成年年齢の18歳への引き下げ)により、現在は男女ともに18歳以上であれば、親の同意がなくても結婚できるようになっています。つまり大学生であっても、法律上は問題なく婚活(結婚)することが可能です。
恋活なら、初めから別れるかもしれないと思った相手でも気軽に付き合うことができます。しかし婚活となると話は別で、生涯を添い遂げるであろうパートナーを探すこととなります。
これを10代から始めるというのは、一昔前の感覚ではおそらく考えられなかった話でしょう。ただ、未成年による婚活は、世間からまだ受け入れられにくい傾向にあります。そのため、それとわからないように活動している人も多くいます。
表向きは恋活だけど、自分の中では密かに結婚を意識して恋愛をしている大学生もいるのです。あなたの彼氏・彼女も、実はもうお互いが結婚相手として釣り合うかどうかを見極めているかもしれません。
お見合いをする大学生も
中には、お見合いに参加する大学生もいるようです。お見合いとは、「結婚を希望する男性と女性が、第三者の仲介によって対面する慣習」(Wikipediaより)です。世界的に見られる慣習で、日本でも古くから行われてきました。
最近では、地方に暮らす独身の人が、なかなか結婚をしないことを心配した親の勧めで行うものというイメージを持つ人も多いかもしれません。
お見合いのポイントは、男女が明確に結婚する意思を持っているということです。これを大学生が行うことは、なかなかの覚悟です。今の10代・20代前半には、この決断力や潔さがあるのかもしれません。
ちなみに、お見合い自体は古くからある慣習ですが、今は仲介役をマッチングサイトやアプリが担い、お見合い相手をネットで探すことができる時代になっています。
相手も同じ願望を持っているので、マッチング率は悪くなく、使い方次第では結婚をぐっと現実的にしてくれます。
とはいえ、いきなり「結婚を前提に」と身構えると気後れしてしまう学生も多いはずです。そんなときは、複数人でのカジュアルな食事の場から人との出会いに慣れていく方法もあります。
だれかとたべるごはんはおいしい(darekato.com)は、グループでの相席マッチングを予約制で楽しめるサービスで、婚活色を出さずに出会いの母数を増やしたい人の「恋活から婚活への入口」としても活用できます。

婚活する学生、男女で違いは?
婚活している学生の男女には、どのような違いがあるのでしょうか。将来についての考え方や家庭観の違いを見ていきましょう。
大学生で婚活する男性
大学生ですでに婚活を始める男性の場合、結婚後は仕事一辺倒になるかもしれないという不安から、早めの結婚に踏み切りたいという人がいます。
学生のうちに出会いを作っておかなければ、いざ社会人として働き始めるとそのような出会いを求めに行く時間がなくなると考えているのです。
実際、平日は仕事で疲れて休日はゆっくりしたいという社会人男性は多いので、結婚を望むなら学生のうちに動いた方が合理的だという考え方には一理あります。
また、「すぐにでも結婚したい大学生」と「結婚はしたくない大学生」の二極化が進んでいるという声もあります。不安が多い現代で家庭に対する強い憧れを持つ学生がいる一方で、不倫報道など芸能ニュースを見て結婚そのものに悲観的になる学生もいるようです。
大学生で婚活する女性
では、大学生で婚活する女性にはどんな特徴があるのでしょうか。働き手不足が叫ばれ、テレビが女性の社会進出を大きく取り上げる一方で、実は専業主婦を希望する女子大生は今も一定数います。
学生の頃からキャリアを追求することに面倒さを感じ、より経済的に安定した相手と出会うことを重視する女子大生もいるのです。
「養ってほしい」という考えだけでなく、将来のお金の不安をなくしたいという気持ちが強く、その解決策として結婚が現実的だと捉えているケースが目立ちます。
また、子どもが欲しい人は早くに産みたいという希望を持っていることもあります。社会に出てから子どもを産む場合、キャリア形成との両立が難しくなりがちです。
働き盛りになる前に子どもを産みたいという理由で、早くから結婚を希望する女子大生もいるようです。
学生が婚活するとどうなる?
学生が婚活をするときには、メリットだけでなくデメリットも生まれます。その具体的な内容を、方法の選び方も含めて探ってみましょう。
若さが武器に
婚活市場での人気が最大のメリットでしょう。若さは、武器です。幼いとか安心できないとか、いろいろ言う人はいます。しかし、若くして真剣に将来のことを考えられる人であることは、それ自体が魅力です。
十分な体力や勢いがあることを好感する異性もたくさんいます。若いからこそできることに目を向けると、メリットは決して小さくありません。また、生殖医療が発達したとはいえ、出産は若いほど身体的な負担が少ないとされます。
これも早いうちから婚活をするメリットのひとつです。
街コンなどで学生は相手にされないことも
一方で、学生の場合、街コンなど「真剣な婚活」の場で相手にされないというデメリットもあります。恋活の場なら問題ありませんが、婚活の場だと、どうしても相手に「若すぎる」と思われてしまいがちです。
真剣に結婚を考えられる年齢だろうか、なぜそんなに急ぐのだろうかと、余計な勘ぐりを招くこともあります。婚活の方法を選ばなければ、なかなかうまくいかない場合もあることを、覚えておきましょう。
大学生向け婚活方法の選び方比較
婚活といっても方法はさまざまで、学生に向くもの・向かないものがあります。費用感や真剣度を踏まえて比較してみましょう。
方法 | 特徴 | 費用目安 | 学生への向き不向き |
|---|---|---|---|
街コン・婚活パーティ | 同世代・年上との出会いが多く、開催頻度が高い | 参加費 3,000~6,000円程度/回 | 婚活目的だと年齢層のミスマッチが出やすい |
結婚相談所 | 仲人によるサポートが手厚く、真剣度の高い相手と出会える | 入会金 5万~20万円程度、月会費 1万円前後 | 費用・条件面でハードルが高く、学生には不向きな場合が多い |
婚活向けマッチングアプリ | プロフィールで結婚意欲を明示でき、同世代にも会いやすい | 月額 3,000~4,000円程度 | 比較的始めやすいが、相手の真剣度を見極める必要がある |
マッチング型お見合いサイト | 昔ながらのお見合いをオンラインで実施。結婚意思が明確な人同士が出会える | 月額 数千円~1万円程度 | 結婚を強く意識する学生には合いやすい |
だれかとたべるごはんはおいしい(相席マッチング) | 複数人でのカジュアルな食事会から始められ、いきなり婚活色を出さずに出会いの母数を増やせる | 予約制。店舗により実費(食事代)が発生 | 「まずは人と出会う経験を積みたい」学生の、恋活から婚活への入口として使いやすい |
重い雰囲気の場に飛び込むのが不安な学生ほど、まずは食事を共にする程度のカジュアルな出会いから始め、慣れてきたら結婚相談所やお見合いサイトのような真剣度の高い場に移行する、という段階的なステップが現実的です。
実際に行った人の体験談
周囲には言えないが、条件を明確にできて気が楽だった
就活と同時進行で将来のことを考えるようになり、思い切って婚活アプリを始めました。友人には恋活だと伝えていますが、実際は結婚を意識したプロフィールにしています。同世代からは驚かれることもありますが、早くから相手の価値観を知れるのは自分にとって安心材料になっています。
費用の高さに驚いたが、真剣な出会いの質は感じた
就職前に結婚相手を見つけておきたいと思い、結婚相談所の無料相談に行ってみました。入会金の高さに一度は諦めましたが、そこで出会う人はみな結婚意思が明確で、話が早いと感じたのは意外な発見でした。学生の自分にはハードルが高く、結局は婚活アプリに切り替えましたが、経験としては良かったです。
周囲に隠しながらの活動は大変だったが、後悔はない
地方出身で、親から「早く身を固めてほしい」と言われていたこともあり、在学中からお見合いサイトに登録しました。友人にはずっと言えずにいましたが、卒業と同時に婚約できたので、結果的には早めに動いてよかったと思っています。ただ、周囲に隠しながらの活動は精神的に負担が大きかったです。
まとめ
大学生が恋活を飛び越えて婚活をする背景には、将来への漠然とした不安、法制度上18歳から結婚が可能になったこと、そしてお見合いという選択肢がネットで身近になったことがあります。
男性は仕事中心の生活になる前に出会いを確保したいという理由から、女性は経済的な安定や出産のタイミングを重視する理由から、それぞれ婚活に向かう傾向がみられます。
若さは婚活市場での大きな武器になる一方、街コンなど真剣な場では若すぎることが不利に働く場合もあるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
まずは肩肘を張らずに人と出会う経験を積みたいという人は、だれかとたべるごはんはおいしいのような相席マッチングサービスから始め、段階的に婚活の場へステップアップしていくのも一つの方法です。


