若いは男婚活市場でもモテモテ…と思いきや、意外と需要がないのを知っていましたか?
今回は、20代男性が婚活で不利な理由や、うまくいかない時にすべき対策を紹介します。
20代男の婚活事情は?
婚活する20代女性の話はよく聞きますが、男性の場合はあまり聞きません。なぜ、婚活する20代男性が少ないのでしょうか。
経済格差が進み、将来への不安が大きな現代。大学生が恋活を飛び越えて、婚活をしてはいけないのでしょうか。また、学生で婚活する男性・女性にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。 今回は、大学生の婚活事情についてみていきます。 学生[…]
大前提となる、20代の男性が婚活市場で少ない理由をまとめました。
婚活する20代男性の割合
ある結婚相談所のデータによると、世代別利用者では30代の利用が圧倒的に多く、次いで40代、20代の割合はかなり少ないそうです。
20代の会員は女性が15.5%、男性はわずか7.5%だそうです。女性の半分以下の男性しかいないということです。
男性が結婚を意識しだすのは30代から
婚活をしている20代男性が少ない背景には、結婚への意識の低さが関係しています。
平成27年の国勢調査では、20歳~29歳の男性で未婚の割合は83.6%という結果でした。婚活の有無はさておき、そもそも周りにいる20代男性は結婚している人よりもしていない人の方が圧倒的に多いという事実があるのです。
実数(千人) | 割合 | |||
---|---|---|---|---|
年齢 | 総 数 | 未 婚 | 未 婚 | |
男 | 20~24 | 3,165 | 2,887 | 94.84% |
25~29 | 3,291 | 2,225 | 72.50% | |
計 | 6,456 | 5,112 | 83.63% | |
女 | 20~24 | 2,991 | 2,632 | 90.88% |
25~29 | 3,140 | 1,835 | 61.00% | |
計 | 6,131 | 4,467 | 75.66% |
さらにいえば、結婚をしている人が少ない中で自分だけ必死に婚活をしているということに違和感をもつ人も少なくないようです。まわりが結婚していない20代で、結婚に焦るということはまずないですよね。
このような背景から、男性が婚活をするのは30代を迎えてからとなるわけです。
真剣な婚活で20代男が不利な理由
婚活をする人が少ないなかで、さらに悲しい事実があります。それは、20代男性は人気がなく、不利であるということです。
その理由には、女性側の事情があります。
安定性やスペック
それが恋愛だったら、容姿が好みだったり趣味が合えばOKです。しかし、婚活では相手に求める条件が決定的に違います。
女性は男性に対して、将来的なことを考えて、安定を求めます。つまり、年収をみています。都道府県によっても差がありますが、一般的に年収は年齢給と言われ、25歳なら250万円がひとつの基準です。30代、40代に比べて20代は年収が少なく、それがネックとなるのです。
また、「精神的に幼い」「子供だ」と見られることも多いです。20代前半なら、ついこないだまで制服を着ていた子だというイメージがつきまといます。それを払拭できない限り、婚活市場ではどうしても不利になりますよね。
年の差婚への抵抗
年齢に制限のない婚活イベントなどは、30代女性がメインです。そこに20代の男性が参加していれば、大半の女性ははじめから「年の差婚」を意識させられてしまうのです。
最近は年の差婚も増えており、女性の方が10歳上というケースもあります。しかし、まだまだ少数派であることは否めません。
年上の方は、相手の親のことにまで考えが及んでしまい、なかなか一歩踏み出せないといったケースもあるようです。
結婚相談所では特に不利か
20代の男性は、「そんなに本気で相手探しをしていないのではないか」と思われる可能性が高いといえます。どうして若くして真剣な婚活の場に居るのかと、疑問に思われる可能性さえあります。
結婚相談所などに来ている女性は、「すぐに結婚したい」「出来ればあまり時間を掛けないで良い相手を見つけたい」と考えていることが多いです。そんな中、冷やかしかもしれない相手に、自分から積極的にアプローチをかける女性は少ないでしょう。
婚活がうまくいかない20代男がすべきこと
20代男性は、若くても真剣に婚活に参加していることを相手の女性に伝えることが第一歩です。具体的にはどのようなことができるのでしょうか。
プロフィールでしっかりアピール
20代の男性が婚活をするなら、プロフィールをしっかり書くことが非常に重要です。ここでいうプロフィールとは、婚活サイトならマイページのプロフィール、婚活イベントや婚活相談所ならプロフィールカードのことを指します。
プロフィールを充実させることで、あなたが真面目に婚活に取り組んでいることを伝えることができます。また、その中で若くして結婚をしたいと考える理由を明示できるので、場合によってはしっかりした人だと思ってもらうことができます。
逆に空欄ばかりだと、「本気で相手を探しているのか」「適当な人だ」といったネガティブな印象を与えかねません。
また、あらかじめ多くの情報を伝えておけば、口下手で話すのが苦手な方でも、話のキッカケになりやすいですよ。ちなみに、仕事内容や離婚歴、タバコを吸うかどうか、などの項目を気にする女性は多いそうです。これらの嘘をつけない項目には、正直に回答しておきましょう。
自分に合った婚活を利用しよう
早く結婚したいという焦りから、やみくもに婚活するのは得策ではありません。イベントや相談所だけでなく、婚活サイトやアプリなど婚活する手段は様々です。その手段によって利用者の条件や利用者の年齢など傾向が違うため、自分にあった婚活を知ることが、結婚への近道です。
例えば、通常の婚活イベントでは30代や40代の利用者が多いですよね。そこでは20代男性は力を発揮できず、あまり期待がもてません。しかし、20代限定の婚活イベントという条件が設定された婚活に参加したらどうでしょう。良い相手が見つかりそうな気がしませんか?
また、婚活アプリも20代男性にはおすすめです。若い人でも使っている人が多く、マッチングする可能性が高いといえます。恋活と混合のアプリも多いですが、真剣に相手を探しているということが伝われば、素敵な出会いにつながるでしょう。