飲食を通して男女の出会いを提供するサービスとして知られる、相席居酒屋。
そこに、男女で一緒に行くことはできるのでしょうか?
今回は、相席できる飲食店の性別に関するルールについて解説します。男女で参加する方法やメリット・デメリットにも触れているので、ぜひ参考にしてくださいね!
相席できる店舗の性別に関するルールは?
相席できる店舗は、男女の出会いを提供しています。そのため、合コンのように女性同士や男性同士など、複数の同性で参加する人がほとんどのようです。
なぜそのような傾向があるのでしょうか?
ここで、相席サービスの性別に関するルールを3つ紹介します。
- 同性2名以上での来店をルールにしている店舗が多い
- 身分証明書の提示を求められる場合もある
- 1人をコンセプトにしている店舗もある
1つずつ見ていきましょう。
同性2名以上での来店をルールにしている店舗が多い
相席居酒屋では、男性の料金が高めに設定されていることが多いです。そのため、「女性と行って、女性が注文することで料金を安くおさえられるんじゃないの?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、ほとんどの店舗が同性2名以上での来店をルールにしているのが現実。中には1人での来店が可能な店もあるようですが、男女での参加はNGです。
もちろん細かいルールは店舗によって違いますが、同性2名以上の参加を原則としている店舗が大半となっています。
身分証明書の提示を求められる場合もある
「相席居酒屋で出会った人に遊ばれた」「出会った相手が既婚者だった……」など、相席居酒屋では少なからずトラブルがあるのも事実。
そういったトラブルを防止するために、身分証明書の提示を求める店舗も増えてきているようです。
また、未成年へのお酒の提供は法律で禁止されていますので、お酒を提供する店舗はとくに厳しく年齢チェックを行う傾向があります。
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1人をコンセプトにしている店舗もある
「複数だと自分をアピールできないまま終わってしまう……」という人もいるかもしれませんよね。
でも、安心してください。相席できる飲食店の中には、1人で参加できる店舗もあります。独身限定になっていることも多いため、真剣な出会いをしたい人にもおすすめです。
1人をコンセプトにしている店舗については、別の記事でも解説しています。興味のある人は、ぜひ読んで参考にしてくださいね。
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仲の良い男女で一緒に相席する方法は?
「どうしても、仲が良い異性の友達と相席居酒屋に行きたい!」という人もいるかもしれませんね。そんな人のために、仲の良い男女で一緒に相席する方法を2つ紹介します。
別々のグループとして訪店する
それぞれが同性の友達を誘って別々のグループとして来店し、相席するのも1つの方法です。同じグループとして来店しなければ、相席するのが知り合い同士であっても、問題はありません。
しかし、結局はお互いの友達を紹介する流れになりますし、相席できる相手を変えたい場合はグループごとチェンジする必要があります。
たくさんの異性と出会えるのが相席居酒屋の良さですが、異性の友達とずっと相席したいのであればチェンジができません。結果的に出会いのチャンスを減らしてしまう場合があるので注意が必要です。
相席マッチングサービスを活用する
当サイトでは、インターネットを使って相席マッチングを可能にする「darekato.com」というサービスを準備しています。(新型コロナウィルスの影響で開発を中断しています。)
サービス内で事前に相席するメンバーを募集し、選定することができるので、仲の良い男女で一緒に参加できます。もちろん、同性同士、1対1などさまざまな形の相席を実現できるので、ぜひ活用してみてくださいね!
相席居酒屋に男女で行くメリット・デメリット
相席居酒屋に男女で行くと、どんなメリットがあるのでしょうか。メリットとデメリットの両方を紹介します。
男女で相席に行くメリット
相席居酒屋に男女で行くことで、得られるメリットは大きく2つ。ライバルが減ることと、料金の節約になることです。
ライバルが減る
相席居酒屋は、いわゆる合コンのようなもの。合コンは女性と男性それぞれに幹事(主催者)がいて、お互いの知人や友人を紹介し合いますよね。
たとえば女性同士で相席すると、相手の男性からは候補者が2人いることになります。つまり、ライバルの存在は避けられなくなってしまいます。しかし、男友達と2人で参加すれば女性はあなただけ。ライバルを減らせるのがメリットといえるでしょう。
料金の節約になることもある
相席できる店舗の利用料金は男性のほうが高く設定されています。女性は飲み放題が無料、料理が何品かサービスされる店もあります。
女性と一緒に参加して女性が注文することで、料金を安く抑えることができるかもしれません。しかし、相席サービスは男性の料金で儲けている面もあるため、性別のチェックは厳しめな店舗が多いです。
男女で相席に行くデメリット
デメリットは、ルール違反になってしまう可能性があること。また、男女で参加していると、どうしてもカップルに間違われやすい傾向があります。
ルール違反になることも
相席居酒屋は、同性が複数で参加することをルールにしている店舗がほとんどです。そのため、男女で参加することはルール違反になってしまいます。
別々のグループで入店したとしても、知り合いであることがバレないとも限りません。ルールに反していると罪悪感から「せっかくの相席タイムを楽しめない」なんてことも……。
カップルに間違われやすい
相席居酒屋は男女の出会いを提供する場所です。男女で一緒にいると、どうしてもカップルに見えてしまいます。
友達だと説明しても、初対面の相手には2人の関係性はわかりません。「男女で参加している」だけで、出会いを求めているように見えないことも多いようです。
真剣に出会いを探している印象にはならないため、出会いが欲しいなら男女で参加するのは避けておくのがベターでしょう。
相席できる店舗は居酒屋だけではない!
相席できる店舗といえば、「相席居酒屋」を思い浮かべる人が多いでしょう。
実は居酒屋以外にも、相席ができる飲食店があります。ここでは、相席居酒屋の他に、以下の3つの相席が可能な飲食店を紹介します。
- 相席カフェ
- 相席ラウンジ
- 相席バー
「違いがよくわからない……」という人のために、「料金」「サービス」「特徴」の3つに分けて解説しますね。
相席できる飲食店の料金はどう違うの?
相席できる飲食店の大まかな料金を、一覧表にまとめました。細かい料金は店舗ごとに違うので、あくまでも目安として、参考にしてくださいね。
男性料金 | 女性料金 | 延長料金(男性のみ) | |
相席居酒屋 | 3,300円~3,800円/1時間 | 無料 | 3,300円~3,800円/1時間 |
相席カフェ | 2,500円~3,000/1時間 | 600円(時間制限なし) | 2,000円~/1時間 |
相席ラウンジ | 3,600円~4,200円/1時間 | 600円~700円(チャージ料) | 3,600円~4,200円/1時間 |
相席バー | 3,300円~3.960円/1時間 | 無料 | 3,300円~3.960円/1時間 |
居酒屋やカフェは、比較的リーズナブルな料金で利用できます。ラウンジやバーは、高級感のある店舗も多いため、料金も高め。どの店舗にも共通しているのが、女性の料金が無料か格安になっていること。
男性には延長料金があるのに対し、女性は時間制限がない店舗が多いですね。
相席ラウンジは、男女ともにチャージ料金がかかるようです。ラウンジやバーは、相席しているときとしていないときで料金が変わるのも特徴。相席していないときは、1時間1,200円ほどの料金となっている店が多いです。
相席できる飲食店にはどんなサービスがある?
相席できる店舗には、どんなサービスがあるのでしょうか。利用の流れや席替え、途中退店など、気になるポイントをまとめました。
相席する時間 | 席替え | 飲み物・料理 | |
相席居酒屋 | 制限なし | 希望制 | 相席料金に含まれている(女性は無料) フードは別料金 |
相席カフェ | 30分 | あり | 相席料金に含まれている(女性は無料) |
相席ラウンジ | 30分以降可能 | 希望orランダム | 相席料金に含まれている(女性は無料) フードは別料金 |
相席バー | 20分 | あり | 相席料金に含まれている(女性は無料) |
相席居酒屋や相席ラウンジでは、基本的に、席替えは希望制となっています。相手からバレないようにカードに書いたりタッチパネルを利用したりすることもあるようです。
利用者側の希望以外に、店側が雰囲気を見て席替えするパターンがあります。飲み物の代金は相席料金に含まれていることが多いですが、フードは別料金となっている店舗もあるそう。
ラウンジやバーは、お酒の種類が豊富でバーテンダーが作ったカクテルが飲み放題のお店も。本格的な料理を、比較的リーズナブルな料金で提供しているそうですよ。
店舗のスタイルごとに特徴も違う
居酒屋やカフェ、ラウンジ、バーと、お店のスタイルによって特徴が違います。
年齢制限や営業時間帯、服装、既婚者の利用が認められているかなどを調べました。
年齢制限 | 営業時間帯 | 服装 | 既婚者の利用 | |
相席居酒屋 | 20歳以上 | 夜 | カジュアル | 記載なし |
相席カフェ | 20歳以上 | 昼 | カジュアル | 記載なし |
相席ラウンジ | 20歳以上 | 夜 | きれいめ | 記載なし |
相席バー | 20歳以上 | 夜 | きれいめ | × |
お酒の提供がある居酒屋やラウンジ、バーはもちろんのこと、カフェも20歳以上の利用が原則となっているようです。
相席バーは、1人で参加して出会いを楽しむスタイル。そのため、既婚者や恋人のいる人の参加をNGとしているところもあります。
男女の出会いを提供してくれる相席居酒屋。相席できるお店は居酒屋のほかにも、カフェやラウンジ、バーなどがあります。
相席できる店舗のほとんどが、複数の同性同士での利用をルールとしています。年齢や結婚・恋人の有無で参加できない店舗もあるため、自分に合ったスタイルの相席サービスを選ぶのがおすすめです。