日本にいて外国人と出会いたければ、バーがおすすめ。初心者でも、ポイントを押さえておけばハードルは高くありません。ただし、彼氏や彼女がほしいのか、語学を習得したいのか、出会う目的によっても選び方が違います。
今回は、外国人と出会うバーについてご紹介します。
外国人が多いバーの特徴は?
まずは初心者向けから自分から積極的に行ける上級者向けまで、外国人が多くいるバーの特徴をみていきます。
1.外国人が経営するお店
外国人が経営しているお店は、スタッフも外国人であるケースが多いでしょう。外国人スタッフであれば、接客レベルの日本語を話せることも多いため、初心者でも安心して通うことができます。カウンターで会話するもよし、注文の際に簡単なコミュニケーションを取るもよし。相手も商売なので無下にはされないはずですので、手始めに足を運んでみてはいかがでしょうか。
2.外国人バーや英会話カフェ
コンセプトがしっかりしたバーやカフェも初心者におすすめです。目的が明確なので立ち回りやすく、外国人側もどのような目的をもった日本人が来るのかわかっているので、コミュニケーションで問題が起きにくいといえます。ただし、あまり数が多くないため、地域によってはそもそも選択肢にない可能性があるのが難点です。
3.スポーツバー
スポーツバーなら、海外のメジャースポーツを通して外国人と交流できます。スポーツという共通言語があることで、外国人とでも一体感が生まれやすいことも特徴の一つです。また、ワールドカップなど国の代表同士が戦う場面では、相手国出身の人と、より深い交流ができるかもしれません。
4.HUBやアイリッシュパブ
現地のビールやウイスキー、フィッシュ・アンド・チップスなどが楽しめる英国風パブです。固定席ではなく、自分で好きな席に座ることができることが多いため、積極的にアプローチできる人にはおすすめです。また、注文では都度カウンターに取りにいくことになるため、店内を移動しているうちにコミュニケーションが生まれることもあるでしょう。
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エリアで違う?東京都内の外国人がいるバー
とくに東京では、地域によって多くいる外国人の国籍が違います。ここで、どの街に行けばどのようなタイプの外国人と交流できるのか、ご紹介します。
新宿・新大久保のバーにいる外国人
新宿区には、23区内でダントツの4万人の外国人が住んでいます。とくにアジア人が多くいる印象ですが、そもそも、都内在住の外国人のうち4割が中国籍ということで、新宿エリアに多くのアジア人がいることには納得です。(出典:東京都)
また、コリアンタウンとして知られる新大久保には当然、韓国籍の人が多くいます。そのため、韓流ブームやK-POPの潮流を受けて韓国人と出会いたいという日本人なら、新大久保のバーには足を運んでおきたいところです。
六本木・渋谷のバーにいる外国人
データによると、欧米人は、港区、渋谷区、目黒区あたりに多く居住しているようです。日本に居住する欧米人は高所得帯であることが多く、日本の高級住宅地に居を構えているということでしょうか。
港区六本木といえば、東京の中でも多国籍な街として知られます。お店の種類が豊富で、外国人がいなさそうな場所でも多くの国の人と出会うことができます。気軽に英会話を楽しんだり、ときにはビジネスの話で盛り上がったりと、日本にいながら海外旅行のような気分を味わうことができるでしょう。
一方で渋谷にも日本在住の外国人が多くいますが、この周辺は、表参道や代官山、原宿など周辺エリアを含めて、日本の流行発信地として海外から認知されています。そのため、渋谷のバーに足を運べば、訪日外国人(観光客)が多くいることがわかります。
英語や韓国語などは習得できる?
語学の勉強は、自宅で机に向かうだけでなく、実践が大切といいます。バーなどで出会った外国人との会話は、英会話の実践として、スキルアップにつながるのでしょうか。
積極的に話しかけることが大切
語学の習得のためには、とにかく言葉を使ってみることが大切です。
日本にいるのだから、海外で現地の人に話しかけるよりも気持ちは楽なはず。積極的に声をかけてみましょう。欧米人も韓国人も、日本人に比べて気さくな人が多いため、きっかけさえ作ることができれば、会話が一気に盛り上がることも多いでしょう。会話のきっかけは出身地か簡単な自己紹介がおすすめです。
完ぺきに話せる必要はない
人と人とのコミュニケーションなので、身振り手振りである程度の会話は成立します。また、お酒の席なので、正確な言葉を選ぶ必要もありません。早く話せるようになりたければ、完ぺきでなくても、バーに足を運んで会話してみるといいでしょう。
また、語学力に自信がなくても、バーで出会った外国人と仲良くなり、お互いに言語を教え合うことができるかもしれません。友だち同士で言語を教え合うことは、交換授業(エクスチェンジクラス)と呼ばれており、お金がかからないだけでなく、細かなニュアンスの違いやスクールで聞きにくいことでも聞くことができるため、メリットが大きいとされています。
このように、語学習得のためにバーに行ってみれば、思わぬ収穫につながるかもしれません。