婚活テレ朝NEWS ・ 2026.09.27
中国で深刻化する少子化、親による「代理婚活」が過熱
ニュースの要点
- ・中国では深刻な少子化に伴い、親が我が子の代わりに行う代理婚活が盛んに行われている。
- ・公園での相手探しに加え、登録者5000万人を超える親向けの代理婚活アプリも登場している。
- ・一人っ子政策による負担増や経済的背景から若者の結婚控えが進む一方、親世代は結婚を強く望んでいる。
深刻な少子化が進む中国では、親世代による我が子の「代理婚活」が熱を帯びている。北京市内の公園には平日にもかかわらず多くの人が集まり、結婚相手を探す未婚者のプロフィールが書かれた紙や冊子を真剣に吟味している。集まった人のほとんどは50代以上の親たちである。中国の人口は2021年をピークに4年連続で減少しており、若者の間では生活の負担や現実主義から「結婚控え」が加速している。明治大学の施利平教授によると、一人っ子政策により1人の子どもに教育費などが集中し、最高の教育環境がスタンダードになったことが背景にあるという。一方で、60代の親世代には「結婚は中国の伝統文化」という意識があり、子孫を残さないことは最大の親不孝だという価値観も根強い。こうした中、近年では親向けの代理婚活アプリも人気を集めており、サービス開始から5年で登録者が5000万人を超える規模となっている。アプリでは性格などの詳細な情報が記載されており、代理婚活で知り合って短期間で結婚するケースもある。人口増加へかじを切った中国政府も、遊園地やクルージング船での婚姻届提出を可能にするなど、少子化対策に躍起になっている。