婚活テレ朝NEWS ・ 2026.10.01
中国で活況の婚活ビジネス、悪質業者によるトラブルも
ニュースの要点
- ・中国では少子化に伴い官民で婚活が推進される一方、悪質業者による被害が起きている。
- ・高額な結納金や手数料を騙し取る手口が確認されており、当局が摘発を強化している。
- ・若者の就職難や将来への不安が背景にあると報じられている。
中国では少子化が進む中で官民を挙げて婚活が推進されており、親が代理で相手を探す活動なども盛んに行われている。一方で、婚活ビジネスが活況を呈する裏で悪質業者も登場している。中国南西部の再開発地区には多くの婚活業者が集まっており、出稼ぎ男性と地元の女性などをマッチングさせている。中には短期間での結婚をうたう業者も存在する。
報道によると、男性が女性に結納金を支払い、双方または一方が業者に高額な手数料を支払う仕組みになっているという。しかし、業者に紹介された女性が婚姻届提出の数日後に消息を絶ち、結納金や手数料が戻らないといった被害が相次いでいる。借金に苦しむ女性が業者と共謀し、結婚と離婚を繰り返して金銭をだまし取る実態が指摘されている。これを受け、中国当局は調査や違法業者の摘発強化を発表している。
結婚に踏み出せない背景には、若者の深刻な就職難や経済の減速があるとみられている。産業構造の変化に伴うミスマッチやAI導入による雇用悪化の懸念もあり、将来に希望を持てない若者が増えている。競争から外れた若者たちが繁華街に集まる現象や、SNS上で社会に対する悲観的なコメントが広がるなど、若者を巡る状況に様々な課題が生じている。