マッチングアプリ朝日新聞 ・ 2026.10.12
障害者向けマッチングアプリ、3.5万組をつないだ開発者の思い
ニュースの要点
- ・発達障害やうつ病など障害がある人向けの出会いアプリが提供されている。
- ・サービス開始以来、約3万5千組がマッチングしたとされる。
- ・開発者自身も特性に悩み、弱みを開示できる場の必要性を実感したという。
発達障害やうつ病など障害がある人向けの出会いアプリ「IRODORI」が提供されている。3年前のサービス開始以来、約3万5千組がマッチングしたとしている。アプリを開発・運営する結城伊澄さんも、自らの特性や恋愛に悩んできた一人である。
結城さんにはADHDの傾向があり、周囲には伝えず「ふつう」を装ってきた。しかし、友人に本音を打ち明けたことで、弱みを見せても人は離れていかないと実感したという。その後、仕事で知り合った精神科医から共通の悩みを通じてつながる重要性を指摘され、障害者同士が出会うマッチングアプリの開発を思い立った。
2023年にサービスを開始し、ダウンロード数は約20万にのぼる。プロフィルには自身の病歴や状況が赤裸々に書かれており、利用客からは悩まずに済むといった感想が寄せられている。開発者自身も交際において初めて気負わず自分を出せるようになり、安心感を得ていると述べている。