出会系で結婚した人はいる?馴れ初めや親の反対を乗り越えた方法

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いわゆる出会系サイトは、肉体的な関係を求める男女が出会う場というイメージを、社会的には持たれることが多いです。そのため、出会系サイトで出会い、付き合い、そして結婚する場合、世間の目が気になるのは当然のことでしょう。
しかし実際には、出会系サイトをきっかけに交際が始まり、結婚まで進んだというカップルは決して珍しくありません。
今回は、出会系をきっかけに結婚することの現実を、馴れ初めのパターンや親との向き合い方、注意しておきたいポイントまで具体的に紹介します。
恋活アプリといわゆる出会系の違い
恋活アプリといわゆる出会系サイト、なぜこんなにもイメージが異なるのでしょうか。まずは、2つのマッチングサービスの違いについて考察します。似たようなオンラインの出会いに見えても、サービスの設計思想や利用者の目的意識には明確な差があります。
出会系は割り切った関係を求めるイメージ
恋活アプリは、恋人や結婚候補者を探すためのマッチングサービスです。そのため、恋愛を求める活動に真剣な人が利用する傾向が強いです。プロフィールの記入項目も、結婚観や将来設計に関する質問が多く設計されています。
対する出会系サイトは、割り切った関係になる相手を探すためのマッチングサービスです。そのため、深くも浅い、効率的な関係になりたい人が集まります。
もちろんどう使うかにもよりますが、相手に恋するという感情を抱かなくても、とりあえず誰かと繋がることが目的になることが多いのです。
つまり、多くの人のイメージでは、恋活アプリから結婚すれば「一生懸命恋人を探してたもんね」と言われ、出会系サイトから結婚すれば「いつの間にか本気になっちゃったんだね」と言われそう、というわけです。
この印象の差が、出会系からの結婚を人に話しづらくさせている大きな要因といえるでしょう。
恋活アプリと出会系サイトの違いを比較
言葉のイメージだけでなく、実際のサービス設計にもいくつかの違いがあります。利用を検討する際の参考として、代表的な違いを表にまとめました。
項目 | 恋活アプリ | 出会系サイト |
|---|---|---|
主な利用目的 | 恋人探し・結婚相手探し | 割り切った出会い・軽い交流 |
料金体系の傾向 | 月額課金制が中心 | ポイント制(メッセージ送信ごとの課金)が中心 |
プロフィールの傾向 | 将来設計・結婚観の記載が多い | 趣味や条件面の記載が中心 |
本人確認の厳格さ | 運営による本人確認が比較的厳格 | サービスによって差が大きい |
交際・結婚までの世間のイメージ | 好意的に受け止められやすい | 誤解や偏見を持たれやすい |
表からもわかるとおり、料金体系や本人確認の厳格さには差がありますが、「出会いの入り口が違うだけ」という点は共通しています。実際に交際が始まってからのプロセスは、恋活アプリでも出会系サイトでも大きく変わらないケースがほとんどです。
アプリから結婚する割合は増えている
マクロミル社が2018年4月に実施した「恋活・婚活マッチングアプリの利用状況調査」(利用経験者1,000人対象)によると、恋活や婚活のアプリを利用する目的は、76%とダントツで「恋人作り」です。その次が、「結婚相手探し」で41%。
さらに、カップルの成立状況は、恋人関係になった人が31%、結婚した人が8%となっています(いずれも2018年時点の調査結果で、最新の状況とは異なる可能性があります)。
調査項目 | 割合 |
|---|---|
利用目的「恋人作り」 | 76% |
利用目的「結婚相手探し」 | 41% |
交際(恋人関係)に至った割合 | 31% |
結婚に至った割合 | 8% |
過去にアプリを使用した中で出会った相手と結婚にいたったという人が、8%もいるのです。つまり、恋活や婚活のマッチングアプリであれば、結婚することはかなり一般的なことだといえます。
広く「マッチングアプリからの結婚」として考えれば、使ったのがいわゆる出会系サイトだったとしても、自然なことだと考えることができます。人に言うのをためらってしまう人は、あえて「マッチングアプリ」という言い方をしておくのも良いかも知れませんね。
ちなみに、実際に恋活アプリで出会って結婚したという人たちのその後を追った調査では、離婚率が恋愛結婚よりも低い結果になったそうです。これは、アプリで事前に相手がどんな人か知れるからだといわれています。
プロフィールや事前のメッセージのやり取りを通じて、価値観のすり合わせがある程度できてから交際に進めることが、離婚率の低さにつながっている可能性があります。
出会系で結婚、馴れ初めや付き合うきっかけ
実際に出会系で結婚した人たちの馴れ初めや、付き合うきっかけには何があるのでしょうか。ここでは代表的な4つのパターンを紹介します。
相性が良かった
出会系で結婚した場合、その馴れ初めや付き合うきっかけはあります。その一つとして、結婚相手探しをしているわけではなかったものの、性格や体の相性があまりに良かったというケースがあるようです。
出会系だからこそ、早い段階で心身の相性がわかり、それがピッタリはまったというわけですね。
結婚するかどうかは人生における大きな決断なので、相性は重要です。とはいえ、たまたま出会い方が出会系だったというだけで、結婚まではごく普通の歩み方をしていることが多いようです。
デートを重ね、お互いの家族や友人にも紹介し、一般的なカップルと同じ手順を踏んで結婚に至っています。
気を遣う必要がなかった
真面目に恋愛をしようとして気を張ると、疲れてしまいませんか。先述のように、出会系は割り切った出会い方です。そのため、相手に気を遣う必要がなかったという声もあります。出会系には堅苦しさがないので、最初から自分の素を出せる人も多いのだとか。
実生活ではそのような関係を作るのに多くの時間を必要としますからね。
もちろん、恋愛ではドキドキしたいという人もいるでしょう。しかし、結婚すると共に生活をするわけですから、一緒にいてリラックスできるかどうかは大切です。
肩の力を抜いた状態で長く付き合えた相手だからこそ、結婚後の生活も自然体で続けられているという声も少なくありません。

自然と付き合うことに
出会系を使って恋人探しをしていたわけではなかったのに、自然と付きあう流れになったという場合もあるようです。相手のことを「良いな」と思えたのならそれは運命の出会いだったのかもしれませんね。
そもそも出会系を使う人同士、考えることや感覚、価値観は近いことが多いです。だからこそ仲良くなり、関係が深くなり、いつの間にか結婚していることもあるんですね。
目的がはっきりしないまま登録した人ほど、こうした自然な流れで交際に発展しやすい傾向があるようです。
子供ができた
意外とあるのが、子供ができて結婚したというケースです。2人の意思ではない馴れ初めですが、子供ができたことで真剣に相手やその家族と向き合い、普通の夫婦として仲良く暮らしている人も当然います。
とてもデリケートな話ですが、必ずしも悪いことではないでしょう。むしろ、想定外の出来事に対して二人がどう向き合ったかが、その後の夫婦関係の土台になっているケースも多く見られます。
きっかけ別に見る特徴の違い
ここまで紹介した4つのきっかけには、それぞれ異なる特徴があります。自分やパートナーの状況に近いものがないか、参考にしてみてください。
きっかけ | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
相性が良かった | 心身の相性を早い段階で確認できる | 交際前にお互いをよく知りたい人 |
気を遣う必要がなかった | 素の自分を出しやすく関係が長続きしやすい | 恋愛に疲れやすい・気疲れしやすい人 |
自然と付き合うことに | 目的意識がなくても価値観が近く関係が深まる | 出会いに対して身構えたくない人 |
子供ができた | 想定外の出来事から真剣な関係に発展する | 交際期間より覚悟や責任感が問われるケース |
出会系から結婚、親との向き合い方
出会系サイトで知り合った人と結婚することは、親に報告しづらいものがあります。しかし、きちんと報告して結婚できた人もたくさんいます。どのように乗り越えたのでしょうか。
反対されることが多いかも
出会系サイトから結婚することになると、親から反対されることが多いでしょう。やはり出会系サイトという言い方やイメージが不純だからです。事実がどうであれ、肉体関係から結婚、という過程を想像して納得できない親もいて当然です。
恋活アプリでも、不信感を持つ親はいます。ネットで出会うということ自体に、抵抗があるわけです。どこで何をしているかわからない相手、素性がわからない相手だからと、反発が大きい場合もあります。
世代によってはインターネットでの出会いそのものに馴染みがなく、まず「出会いの入り口」の説明から必要になることも珍しくありません。
どうやって乗り越えた?
出会系で知り合った人と結婚したいのに親に反対されているという場合、その人たちはどのようにして乗り越えたのでしょうか。最初から親が嫌いそうな出会系という言葉を使わなかったという人もいますが、それが知れた後はどうしたのでしょう。
実際のエピソードを見てみましょう。
両親が出会系を否定していたことは事実ですが、結婚したいと思った男性を紹介すると段々態度が変わっていきました。紹介するまでは頑として反対だった父ですが、人柄を見て安心したようです。
出会い方に理解を示してくれたかはわかりませんが、反対されているならその人自身を見せることが有効かなと思います。
別の例では、親が何と言っても「決めたことだから」という感じで押し切ったというケースもあります。親が言うからと言って好きな気持ちをなくすことはないですから、それで別れるくらいならそれまでの愛情です。
どんなに反対されても応じずにいたら、次第に親の態度は軟化し、受け入れてもらえたそうです。
解決法としては、結婚相手を紹介する、反対されても諦めない、この2つのエピソードが役に立ちそうですね。実際にはこの2つを組み合わせて時間をかけて説得したという声も多く聞かれます。
説得方法 | 具体的な内容 | 効果の傾向 |
|---|---|---|
相手を直接紹介する | 人柄や誠実さを実際に見てもらう | 反対の態度が軟化しやすい |
意思を貫き続ける | 「決めたことだから」と繰り返し伝える | 時間はかかるが根負けして受け入れられることがある |
出会い方の表現を工夫する | 「マッチングアプリで知り合った」と説明する | 初期の抵抗を減らせるが、後から詳しい説明が必要になることも |
家族ぐるみの交流を重ねる | 食事会や行事に誘う機会を作る | 徐々に信頼関係が築かれやすい |
出会系で結婚する前に知っておきたい注意点とリスク対策
出会系サイトからの結婚は十分にあり得る一方で、恋活アプリと比べて本人確認の仕組みや利用者層にばらつきがあるサービスも存在します。真剣な交際や結婚を見据えるなら、事前に押さえておきたい注意点があります。
注意点 | 想定されるリスク | 対策の一例 |
|---|---|---|
身元確認の甘さ | なりすまし、既婚者による利用 | 本人確認が厳格なサービスを選ぶ、SNSなど他の情報と照合する |
金銭トラブル | お金の要求、投資や副業への勧誘 | やり取りの早い段階で金銭の話が出たら距離を置く |
交際目的のミスマッチ | 真剣度の違いによるすれ違い | 早めに結婚や将来観について会話しておく |
周囲への説明のしづらさ | 家族や友人に話しづらい | 「マッチングアプリ」という表現を使い段階的に説明する |
特に金銭トラブルについては、交際が始まってからも油断せず、相手の言動に不自然な点がないか継続的に確認することが大切です。
結婚を意識するようになったら、住民票や独身証明など、必要に応じて公的な確認手段を取り入れることも、後々のトラブルを避けるうえで有効です。
実際に行った人の体験談
素の自分を出せたことが結婚の決め手に
割り切った出会いのつもりで登録したサイトで、今の夫と知り合いました。恋活アプリのように気を張らずに話せたのがかえって良くて、素の自分を見せられたまま自然と交際に進みました。結婚を決めた時も、出会い方より人柄で判断してもらえたので、思ったより周囲の反応は穏やかでした。
金銭トラブルを避けるため慎重にやり取りした
利用していたサイトでは残念ながらお金の話を持ちかけてくる相手も何人かいて、最初は不安がありました。ただ、そうした人とはすぐに距離を置き、時間をかけて信頼できる相手だけとやり取りを続けた結果、今の妻と出会えました。慎重に見極めれば、結婚まで進めるご縁もあると実感しています。
想定外の出来事から真剣な関係に発展した
最初は軽い気持ちで登録したサイトで出会った相手でしたが、子供を授かったことで二人とも一気に現実と向き合うことになりました。彼の家族に挨拶に行くのは正直かなり緊張しましたが、誠実に向き合う姿勢を見せ続けたことで、今では両家共に良い関係を築けています。
まとめ
出会系サイトから結婚に至った人は、実際に数多く存在します。相性の良さ、気を遣わない関係性、自然な交際の発展、そして想定外の出来事など、馴れ初めのパターンはさまざまです。
恋活アプリと比べてイメージの差はあるものの、交際から結婚までのプロセス自体は大きく変わりません。
親からの反対に直面した場合も、相手を直接紹介する、意思を貫き続けるといった方法で乗り越えてきた人が多くいます。
あわせて、身元確認や金銭トラブルへの備えなど、出会系ならではの注意点を押さえておくことで、より安心して交際・結婚を目指すことができるでしょう。
出会い方にとらわれず、二人の関係性そのものを大切にすることが、後悔のない結婚につながる一番の近道といえます。



