女性必見!マッチングアプリ内で「怪しいハイスペ男」の嘘を見抜くコツ

マッチングアプリが一般的になった昨今、ハイスペ男子っぽい人と出会うのも簡単になりました。しかし、そのスペックに嘘はないのでしょうか。

今回は、マッチングアプリで彼氏や結婚相手を探すときに必ず押さえておきたい、ハイスペック男子の見極め方について考察します。

時代とともに変わる理想の男性像

まずはハイスペ男子が何か、考えます。

女性が求める理想の男性像は、その時代を表します。その変遷をみていきましょう。

昭和の3K男子

  • 高身長
  • 高学歴
  • 高収入

バブルの勢いそのままの、わかりやすい感じです。いい車に乗って、良いところに住んで、そしていい女を連れて歩く。この時代の男性は、単純で見栄っ張りな人が多い印象ですね。

平成の3G男子

  • ギャップ
  • ジェントル(やさしさ)
  • 強引

ギャップ萌えなんて言葉が登場したように、力強い見た目で可愛いものが好きとか、大人しそうに見えて男っぽいとか、そのような男がモテたと言われる時代です。

草食系男子と肉食系女子が登場したのもこの頃。やさしくて控えめな男性が多かったからこそ、時に強引にひっぱってくれる男性が求められたのでしょう。

令和の4T男子

  • 低姿勢
  • 低リスク
  • 低依存
  • 低燃費

今の若い女性が求めているのは、謙虚で収入が安定していて、自立していて散財しない男性です。昔のように、ギラついて、オラついてくる人がモテた時代とは違います。女性も自立しているため、我慢して3K男子を捕まえる必要性が消え去ったのですね。

女性が求める男性像は変化しているため、今回は、高収入(もしくは安定収入)と見た目、性格で総合的に優れた人を「ハイスペ」と定義します。

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マッチングアプリでわかるハイスペ男子

一昔前は、女性が男と出会うときは、知り合いや親の紹介や近いコミュニティでの出会いなど、身元(スペック)が割れていることも多かったでしょう。しかしインターネットを介して出会うときは、プロフィール情報サイト運営元を頼りに、相手のスペックを見極めなくてはなりません。

【高収入】のハイスペ男子

高収入の定義は?

約70%の女性は、年収600万円を基準に高収入かどうかを判断しているようです。(出典:「結婚相手の収入」に関するアンケート調査

数千万円、数億円なんていう非現実的な収入ではなく、すごく現実的な数字のように見えます。
しかし、年収600万円を超えている20代は「約4%」、30代は「約15%」、40代は「約30%」と若ければ若いほど見つけづらいことがわかります。

高収入な職業とは?

さて、高収入かどうかを見極めるためには、マッチングする相手の職業を確認しておきたいところです。具体的な職業と年収のランキングをみていきましょう。

職業年収
1パイロット1,694万円
2医師1,169万円
3大学教授1,100万円
4大学准教授872万円
5記者792万円
6不動産鑑定士754万円
7弁護士728万円
8大学講師718万円
9高等学校教員709万円
10一級建築士702万円
11公認会計士・税理士683万円
12自然科学系研究者681万円
13技術士666万円
14電車運転士618万円
15発破技師617万円

(出典:職種別年収ランキング【2020年最新版】)

一般的な職業でいえば、医者や弁護士、そしてパイロットなどハイスペックの代名詞のような職業がランクインしています。マッチング相手がこうした職業の人であれば、経済的な不安はなさそうです。

【見た目】のハイスペ男子

好みの顔かどうか

前述した理想の男性像では、いずれの時代でも顔について触れていませんが、イケメンかそうでないか、好みかそうでないか、というのはとても重要。

マッチングアプリでは、プロフィール写真やオンラインデートを手がかりにして、相手の顔を見極めることになります。

男性に求める理想の身長

理想の身長についても、いろいろなメディアがアンケートを実施しています。各データで言われていることをまとめると、男性に求める身長は次の3つに分類できます。

  • 自分より背が高いこと
  • 平均以上であること
  • 180cm以上であること

キスするときに丁度いい高さがいい、なんていう女性がいるように自分よりも背が高ければ良いという女性は少なくありません。日本人女性の平均身長は約158cmです。これを基準としている女性は、男性に求めるハードルはそこまで高くないですね。

次が、平均以上であること。つまり、約171cm以上です。先ほどのパターンよりも10cm分、ハードルがあがりました。

そして180cm以上であること。3K時代なら、まさにハイスペ男子といった感じですね。もしかすると、上述の2つは、「これくらいあればOK」という線引であって、理想はこの3つ目なのかもしれません。

【性格】のハイスペ男子

20~30代の恋愛では、「低姿勢」「低依存」「低燃費」の特徴を持った人が性格的なハイスペック男子でしょうか。ぶっちゃけ性格は、消去法です。

マッチングアプリでは、プロフィールに趣味や趣向が記載されます。例えば、お金のかかる趣味を持っている人は燃費がよくなさそう。また、相手のSNSアカウントがわかれば、他の人を攻撃していれば低姿勢ではなさそうですし、ポエムが多ければ低依存でもなさそうです。

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怪しいハイスペ男子とよくある嘘

ネクタイを締めるスーツの男性

ハイスペ男子の特徴を踏まえて、マッチングアプリでの見極め方をご紹介します。

怪しい職業

ハイスペ男子の職業で勘違いしやすいのが、次の3つです。

  • 経営者
  • 投資家
  • インフルエンサー

経営者というプロフィールですが、本当に堅実な会社を営み、安定している人もいます。しかし、何をしているかわからない場合は、絶対に信じてはいけません。
経営者ほど、名乗るのが容易なうえ身元がわかりにくい職業はありません。調べても出てこない会社を経営しているなら、怪しいビジネスの可能性も大。上手いこと言われても、ハイスペではないので、間違えないようにしましょう。

投資家も曖昧です。とくに仮想通貨とFXは、厳密には投資ですらありません。経営者と同じで、お金があるように見せて女性を釣る気ですので、注意しましょう。

最後は、インフルエンサーです。アカウントから身元がわかるうえ、有名人だからと勘違いしがちです。しかし、会社員の年収でいう約600万円を超える収入のインフルエンサーは、一握りです。ハイスペと呼べるインフルエンサーは、マッチングアプリを使っていることが話題になるレベルですので、注意しましょう。

写真詐欺と写真審査

マッチングアプリ上では「すごいタイプ!」という男性だったのに、実際に会ったらがっかりなんてこともあります。こうした写真詐欺には注意したいところです。

アプリによっては写真審査機能を持つものもあります。インターネットから拾ってきた写真や過度な加工がされた写真、不鮮明な写真などが省かれるため、多少の安心感があります。

しかし、写真を巧妙に加工できてしまうので油断はできません。オンラインデートでさえ加工が可能なので、こればかりは実際に会うまでわからないというのが現状でしょう。

性格は実際にやり取りして見極める

相手の性格は、コミュニケーションをとってゆっくり判断すべきです。どんなに理想的な対応をしてくれる相手でも、アプリ上でわかることには限界があるからです。

おすすめなのは、男性と食事をともにすることです。食事の所作をみれば、相手の性格が見えてきます。会話が弾めば色々なことを確認でき、下心だけで来ている相手ならそこでお別れすることもできます。