流行りの相席居酒屋や相席バーに行ってみたくても、自分の年齢が高すぎて相席相手に敬遠されないか気になります。逆に、若すぎて入店を断られないか気になる人もいます。
今回は、相席系飲食店の利用年齢層について解説します。年齢に上限や下限はあるのか、若すぎるなら年齢確認があるのか、みていきましょう。
相席居酒屋の利用年齢層
まずは、相席居酒屋を利用する年齢層についてご紹介します。
20代から30代前半が多い
一般的な相席居酒屋では20代から30代前半の男女が多いようです。特に男性よりも女性の場合は、30代後半以上になると利用が減少する傾向にあります。
理由は主に3つ考えることができます。
ひとつめは、金銭事情です。相席居酒屋では一般的に女性の飲食は無料です。比較的お金に余裕がない若い世代が気軽に利用できることは相席居酒屋の最大の魅力です。このから、若い利用者が多いと考えられます。
ふたつめは、店舗の雰囲気でしょう。お店に足を運べば、「若者の出会い」をコンセプトにしていることがなんとなくわかります。リアル店舗での出会いなので、場違いかもしれない、と少しでも感じた時点で足を運ぶハードルが高くなります。
そのため、出会いを求める多くの30代以上の男女は、マッチングアプリや婚活サイトを利用するなど、心理的ハードルが低い選択をしているケースが多いのでしょう。
最後は、結婚との関係です。厚生労働省によると、2015年時点で初婚年齢の平均が男性31歳、女性29歳です。つまり30歳での結婚が一般的ということです。
男女の出会いを目的とするサービスなので、利用者は未婚であることが前提になります。そのため、30歳を超えた時点で、利用者が減少することが考えられます。
渋谷の相席居酒屋などは若い人が多い
飲食店の利用年齢層については、そのエリアにいる人の属性(年齢や職業など)による影響をうけます。相席居酒屋においても、通常の飲食店と同様に、利用年齢層と属性が関連しているようです。
東京でいえば、渋谷や原宿は10代後半から20代前半という若い世代の人が多くいます。一方で麻布や六本木のような大人の街は、若くとも20代後半、30代以上が多くを占めています。
R30など、若者が行けない相席居酒屋も登場
相席居酒屋では、最初から30代以上に限定しているコンセプト店が登場したり、コンシェルジュ制を設けたりしていようです。このことからも、若年層が多いことを店舗運営側も認識しており、課題に感じているということがわかります。
こうしてみると今後は、年齢に関係なく男女が出会える場が増えることに、一定の期待感があります。
晩婚化、少子化の進む時代だからこそ、気兼ねなく男女が出会えることが大切です。当サイトの提供する相席マッチングサービスもテーマは同じです。インターネット上で気兼ねなく相席相手を探して、好きなお店で時間をともにすることができます。相席で年齢に壁を感じている方は、ぜひ使ってみてください。
相席居酒屋に年齢制限はある?
さて、相席居酒屋に行く前に確認すべきなのは、年齢制限です。下から上まで、制限は設けられているのでしょうか。
相席利用年齢の下限
場合によってはコンセプトによって30歳以上や35歳以上というケースもありますが、原則として、20歳以上であれば問題なく利用できます。
通常の飲食店ならば、保護者の同伴によって未成年でも入店できることもありますが、相手がいる相席居酒屋でそのようなことは起こりえません。したがって、20歳が下限となると押さえておくといいでしょう。
相席利用年齢の上限
年齢の上限は、原則ありません。しかし、やはりターゲットとする年齢を超えていれば、お店に行くハードルは高くなります。
先述のように、相席居酒屋の平均的な年齢層は、20代から30代前半です。それを踏まえた上で、ご自身が利用しやすいコンセプトの店舗を使うことをおすすめします。
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相席居酒屋では年齢確認される?
相席居酒屋での年齢確認についてもみていきましょう。
未成年にお酒は提供できない
年齢確認の有無は、お店によるというのが現状です。
現行の法律(未成年者飲酒禁止法や風営法)では、未成年の飲酒に関して一定の罰則規定が設けられています。
しかし、この法律で罰せられるのはお酒を提供した飲食店であり、未成年者本人ではありません。もちろん補導されたり親に報告されたりしますが、法的に何かあるわけではありません。そのため、未成年が積極的に年齢を偽って入店する、というケースがおきている店舗は存在しているといえます。
年齢確認を徹底する店舗が多い
過去に、横浜市の相席居酒屋にて高校1年の女子生徒に酒類を提供したとして店長の男が逮捕されたことがありました。このようなことが起こると、もともと年齢確認をしていた別の店舗の印象まで悪くなります。他の相席居酒屋は、年齢確認をさらに徹底するようになったという観測があるようです。
本人が偽ることも、店舗が許容することもありますが、決していいことではありません。年齢確認の有無によらず規定は守っておいた方がいいでしょう。